植生による法面保護で、主に盛土法面に使用されます。
植生シートは保湿性のある、
不織布、綿、紙、わら、フェルト等に、
種子、肥料を仕込みポリエチレン製のネットで、
保護しロール状に仕上げたものです。
平滑に仕上げた法面にシートが浮き上がらないように
アンカーピン、釘、竹串等でシートを固定させ、
法面を保護し、早急に法面を緑化させる工法です。
植生シート工 詳細情報
施工方法 | 全面に張り付け、目串等で固定する | |
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材料 | 基材 | 種子、肥料等を装着したシート状のもの |
植物 | 外来、在来草本類の種子 | |
肥料 | 化成肥料 | |
補助材料 | 目串、止め釘、播土または目土 | |
耐浸食性 | 高い | |
適用 条件 |
地質 | 粘性土(土壌硬度23mm以下) 砂質土(土壌硬度27mm以下) |
勾配 | 1:1.5より緩勾配 | |
備考 | ・吹付厚は、緑化目標や適用条件により設定する。 ・緑化目標により、遷移を進めるための除伐や追肥等が必要となる場合がある。 ・種子の代わりに森林表土を用いる表土利用工や、伐採木や抜根材等の建設副産物を有効利用することが可能である。 |