法枠工 / 吹付枠工

法枠工 / 吹付枠工

急斜面の法面が露出し、時間が経つにつれ、
その法面は風化し、土質によっては崩壊をおこします。
そのような法面の安定を図るのを目的とし、
枠が連続張りであるという特徴から抑止力が期待でき、
基礎コンクリートを必要としない法枠工は、
より抑止効果を期待できます。

法枠工は法面上に格子(フレーム)状の
モルタル・コンクリートの構造物を造成し、
その自重で法面の安定化を図る工法で、
高所や凹凸面のある法面に対しても施工が可能です。

法面に各種型枠を設置し、その中に鉄筋を配置し、
モルタル又はコンクリートを吹付けます。
型枠にはクリンプ型枠、溶接金網、エキスパンドメタル等を使用します。
また枠内に植生基材や客土を吹付けることにより法面を緑化することが可能になります。

また、アンカー工との併用が可能で、幅広い対応性を持ちます。
また、環境・景観の面においても、枠内に多種多様な植生をすることが可能であり、
浸食されやすい土砂の法面のように、植生を行っても表面が崩壊する恐れのある箇所や、
植生の困難な硬質土の法面において植生基盤を図る目的でも用いられます。

法枠工 / 吹付枠工 事例

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